「経理代行なんて、売上がもっと増えてから。」
「まだ自分でできるし、外注するのはもったいない。」
そう思っている人は少なくありません。
実は私自身も、「経理代行は余裕のある会社が利用するもの」というイメージを持っていました。
お金の使いかたには「消費」「浪費」「投資」と3つあります。経理代行にお金を使うことはすなわち贅沢なことで浪費と誤解されやすいかもしれません。
でも、長年経理の仕事に携わり、多くの経営者の方を見てきた中で、その考えは大きく変わりました。経理代行は、贅沢=浪費ではなく、「投資」と考えるようになった理由をお話しします。
「自分でやった方がお金はかからない」は本当?
「経理代行にお願いすると毎月費用がかかるから、自分でやった方が節約になる。」
そう考える人はとても多いと思います。
実際、私自身も以前はそう思っていました。
確かに、目に見える支出だけを考えれば、自分で経理をする方がお金はかかりません。でも、本当に「コストがかかっていない」と言えるのでしょうか。
例えば、月末や確定申告前になると、
領収書を整理したり、会計ソフトへ入力したり、請求書を作成したり…
中には一年ぶりの作業で、領収書をどこかにしまい忘れたまま出てこないとか、領収書を見ても何の目的のものか分からない、仕分け作業もよく思い出せないなど、手間暇がかかって作業が進まないことがあるかもしれません。
そうやって一つひとつは難しい作業ではなくても、気付けば何時間も経っていることがあります。
そして、そのような同じことで一日何時間もとられ、それが何日も続きます。その間睡眠時間を削って作業をすることもあるでしょう。
その時間、本来であればお客様への対応をしたり、新しいサービスを考えたり、家族との時間を過ごしたりできたかもしれません。
つまり、自分で経理をすることには、あなたの貴重な時間という「見えないコスト」が存在しているのです。
私が考えを変えたのは、「経営者の時間」の価値を知ったから
経理の仕事に長く携わる中で、多くの経営者の方とお話しする機会がありました。そこで気付いたのは、成果を出している経営者ほど、「自分にしかできない仕事」に時間を使っているということです。
営業やサービスの提供、お客様との打ち合わせ、新しい商品の企画…。
会社の売上や将来につながる仕事に集中するために、経理などの定型業務は信頼できる人へ任せるという考え方をされていました。
その姿を見て、私の中で「経理代行は贅沢ではなく、経営者の時間を生み出すための投資だ」という考えに変わりました。
経営者にも大きな会社の経営者もいれば、個人でやっている小さなお店や組織もあります。
ただそういった規模で云々ではなく、経営者が「自分でできるから続ける」という視点ではなくて、「その時間を自分が使う価値があるのか」という視点で一度考えてみると、このことは見え方が変わるかもしれません。
経理代行を利用したお客様が実際に手に入れた時間とは?
では、実際にあなたが経理を人に任せた場合、どのような時間が生まれるのでしょうか?
ここでは、実際に私が知りえたことを書いてみたいと思います。様々なお客様がいますので、一概には言えませんが、例えば、こんな声を聞いています。
- 月末や、人によっては確定申告の時期に入ってから慌てて領収書を探す、整理する時間がなくなった
- お客様への提案を考える時間ができた
- 新しいサービスを作ろうと意欲的になった
- 気持ちに余裕ができて、前から興味のあることに意識が向くようになった
- 自分の仕事と個人の生活のライフバランスがとれるようになった
このように時間を得ることで仕事もプライベートにも効果が出て、良い循環が生まれるようです。
「今はまだ早い」と思っている方へ
多くの事業主にお会いする中で、「もっと売上が増えたら」「もう少し余裕ができたら」という声もお聞きします。
その一方で、経理を他に任せたことで、仕事が順調に進むようになった、時間の余裕ができてビジネスを動かせるようになった、公私ともにスムーズにいくようになったという声も沢山お聞きします。
もちろん、すべての経営者に経理代行が必要とは思いません。
ただ、毎月の経理に追われ、本来やりたい仕事や大切な時間が後回しになっているなら、一度「時間」という視点で物事を考えてみる必要はあるのかもしれません。
経営者にとって「時間を作る」ということは、ビジネスを動かす動力を増やすようなものです。ここはビジネスを発展させるための一つの分岐点になるのだろうと、私は思っています。
経営者の時間を作るサービス
私も以前は、「経理代行は売上が増えてから利用するもの」「自分でできるうちは頼まなくてもいい」と考えていました。
でも今は、経理代行は単に経理を代わりにやってもらうサービスではなく、「経営者が本来やるべき仕事に集中するための時間をつくるサービス」だと感じています。
もちろん、すべての経営者に必要なサービスではありません。
ただ、毎月の経理に追われて「やりたいことが後回しになっている」「もっとお客様のために時間を使いたい」と感じているのであれば、一度「時間の使い方」という視点で考えてみる価値はあるのではないでしょうか。
実際に経理代行を利用された方から、「もっと早くお願いすればよかった」というお声をいただくことがあります。
だから私は今、「経理代行は余裕ができてから利用するものではなく、余裕をつくるために利用するものだった」と思っています。その意味で、「もっと早く頼めばよかった」という言葉には、とても共感できるのです。