
毎月の経理に追われていると、
「気付けば一日が終わっていた」
「本当は考えたかったことが何もできなかった」
そんな日が続いてしまうことがあります。
経理は事業をする上で欠かすことができない大切な仕事です。でもそれは本来、経営者が一番時間を使うべき仕事なのでしょうか?
実は、この点をご自身で経理作業をおこなっている経営者の方にゆっくり考えて欲しいのです。もしもその経理作業を任せることで生まれてくるものがあれば、貴女にとっては単なる空き時間ではありません。
それは経営者として、本当に大切な仕事に向き合える時間となります。
経理を任せることは「入力作業を減らす」ことではありません
経営者の中には、経理を他に任せることを単に「入力作業を減らす」ことと思われている方もいるかもしれません。
経理作業には、会計ソフト上の入力作業もそうですが、入力をするための資料やデータ集めというのも経理の仕事の一部になります。一般的には、事業で経費扱いとなる支払先の領収書の整理から、それらレシートの入力、また売上や支払いの流れが載っている通帳の記帳の確認をし、会計ソフト上での入力のチェックなど、確認作業とそれらデータの集計までの全体が経理作業の一部になります。
つまり経理を任せるということは、それら一連の細かな作業から解放されるということなのです。それは「毎月数時間の削減」という単なる時間の削減ではなくて、あなたの頭の中で経理のことが占めなくなっていくというのが本当のところです。
生まれた時間で、できるようになること
では、実際に経理に関わる一連の作業から解放されるとどんなことが起きるのでしょうか?
私が経理を任せていただいているお客様から実際にお聞きしているのは、「売上につながる仕事に集中できた」という言葉であり、仕事とプライベートの両面から「心に余裕ができた」という声です。
詳しくお話をお聞きすると、経理作業に占める割合が一か月の中でたとえ半日や一日、二日という短い時間であっても、余計なことを考えなくてよくなり、おかげで頭の中が整理されて今やるべきことに集中ができるようになった、ということでした。
他の人でもできることを他に任せることで、そのことに煩わされなくなり、結果として「自分がいまやるべきことに意識が戻ってくる」ということなのだと思います。
時間に余裕ができると、気持ちにも余裕が生まれる
女性経営者は、自身で行っている仕事だけでなく、家事や子育て、親の介護といった生活や家族に関わることで複数の役割を抱えている人も少なくありません。
そのような状況の中で経理作業が終わらないという小さなストレスが、やがては積み重なってあれもこれもまだ・・というプレッシャーへと繋がります。そして、いつの間にか心の余裕すらも失われてしまう・・、なんで私ばかりとマイナス思考になることも珍しくありません。
ですが経理を任せることで「時間」だけでなく、自身の心の中に物を考えるためのスキマを作ることができるようになります。その結果気持ちの中にゆとりが生まれやすくなっていくのです。
経営者にしかできない仕事に集中することが、事業の成長につながる
もちろん経営者にとっても経理が大切な仕事というのは間違いありません。
しかし経営者の仕事と言っても経理ばかりではなく多岐にわたり、その中でも経営者にしかできない仕事があります。そこにより多くの時間を割くのは、経営の観点から言っても大切なことです。
経営者と言っても一人の人間であり、誰もが同じように24時間しか与えられていません。その中で経営者にしかできないことに多くの時間を割くためには、他の人でもできることは任せるありません。
経営者が経営者にしかできないことに集中し、空いた時間でその事業を育てていくための仕事をする。それは理想ですが、それに向かうことは経営者にとって理想の働き方と言えるでしょう。そしてそのことがやがては売上げにつながり、心の充実につながると言えると思います。
経営者にしかできないことにより多くの時間と情熱を燃やす、そのことが女性の経営者にとって最も大切なことだと言えるでしょう。