成田山新勝寺参詣

先日成田山新勝寺にご参詣してきました。
もちろん緊急事態宣言の最中ですので、密を避けるべく私一人での参詣です。

この成田山新勝寺ですが、歌舞伎役者、芸能人による節分の豆まきの様子もメディアで報道されるほどの人気の観光スポットですが、今の時期は人もことのほか少なく落ち着いてお参りができます。

公園が隣接している広い境内には国の重要指定文化財にもなっている建物やがお堂があります。表参道を歩いていくとこの総門に辿りつきます。

この総門は圧巻です。天井までの細工をしっかりと見てきました。見間違いでなければ龍が彫られている気がしますので、浅草の浅草寺のことを思い出します。

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この門をくぐり真っすぐ進むと大本堂が見えてきます。この大本堂の入り口でお賽銭をし、手を合わせて仏様、そしてご先祖様へ感謝の気持ちを伝えてきました。

私の場合は特に、ずっと前に亡くなった母と昨年亡くなった身内のことを思い、日々見守ってもらっていること、助けてもらっていることへの感謝の気持ちです。

本堂の中では特にお願い事をされたい方に向けて、御護摩(おごま)という祈祷が1日に何回か行われています。

この日も20名ほどの方が護摩供養に参加されていました。

境内にはほかにもお堂があり、広々としています。梅まつりが開かれている日本庭園もあります。

花や緑に囲まれ、境内に響くお経や護摩の音のおかげで気持ちが安らぐ空間です。

この空間にいるとご先祖様や亡くなられた方に自然と手を合わせたくなる気持ちになります。

コロナによって以前はあまり気に留めなかった命の尊さ、生きて色々なことができていること、衣食住が満たされていること、五体満足であること、日々の暮らしへの感謝の気持ちが自然と出てきます。

自分自身を見つめなおすよいきっかけになりました。

表参道には様々なお店が軒を連ねています。

ここでは有名なうなぎ屋さんが満席で外にも列をなしていたので、お昼はお蕎麦で天せいろにしました。

総門近くのお蕎麦屋さんです。

お寺さんへの行きと帰りには、あんこがあまりにも美味しくて有名な甘太郎の大判焼きもいただきました(^^♪

食べてばかりのご参詣です。

そしてこちらの酒屋でも美味しい甘酒をいただきました。寒暖の差が激しい今頃の季節にはぴったりの滋養食だと思います。

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ここのところ終活についての学び直しをしています。

コロナ禍で身内の死に会い、色々な体験をしたことで考えさせられ、学びたいという気持ちが強くなりました。

同じような志を持っている方との勉強会にも積極的に参加しています。

今までは知識の方が勝っていたようにも思いますが、実際に身内や家族の中での死を経験すると考えがまた違ってきます。

そういう訳で終活についての学び直しが始まっています。

日々学んでいること、体験の中から少しずつ伝えていけたらと思っています。