終活のサポートは当事者目線で
2年前にSNSに投稿した時の記事を改めて読んでの感想です。
自分ではお客様の気持ちになって考えて作った文章であったり商品であったとしても、改めて見直すとそうでないものもあり自分の目線になっているのだと今更ながら気が付かされます。
親の終活に関わって8年がたち、それが今年一つの区切りを迎え、自分と親との関りを見つめなおす日々でもあります。
この8年の間親が何を望んでいるのだろう、親が終活を行なう上で自分が何をサポートできるのか、という視点を持ち続けたつもりではありましたが、自分ではこうする、こう望んでいるといった自分の要望を対話の中に織り交ぜていたような気がしています。
自分が元気なうちに家族や大切な人に伝えたいこと、残していきたいと考えていることをまとめていく作業をするというような終活を行う上で、一番大切なことはその本人がどうしたいのかという気持ちです。
ここはこうした方が良いとか、周りのことを考えると良いですよといった周囲の打算、思惑が入ってしまうと、それはその人の終活ではなくなって誰かほかの人の都合によって捻じ曲げられてしまうのだと思うのです。
終活を行なうご本人の気持ちに寄り添って、同じ視点を持つように心がけていきたいと思います。