夢を叶えるお金を貯める仕組み
お金を貯めるきっかけは仕組み作りから
以前に私自身の経験をもとにしたお金を貯める仕組みというお話をしました。
貯蓄については、やろうやろうと思っていても実現するまでには何かと時間がかかってしまいます。
ですから単に貯めようとするのではなく、お金を貯める仕組みというのを作ってから始めると良いと思います。
これは私自身の経験ですが、夢を実現したいという気持ちを強く持ち続けることで、お金を貯めることが楽しく楽にできるようになります。
私の場合はお金を貯めてアメリカで勉強をするという願いでしたが、その時に縁があってたまたま入った会社で自分の夢をどのように実現させたらよいのか、それを叶える方法を知ることができました。
仕組みを作るように導いた環境
20歳そこそこで実家や親への反発からアメリカで勉強することを夢見てきました。
そんなとき知り合いの方から紹介され、外資系の会社の秘書になりました。
年棒制で300万円という当時としてはまあまあの秘書のお仕事だったと思います。
当時もそうでしたが、今も30代、40代のサラリーマンの平均年収が400万円台ですよね。
シングル女性に限ってみると学歴や資格の有無、会社の規模にもよりますが、20代前半ならば200万円~300万円というのが普通ではないでしょうか?
それと比較しても20代前半で年棒が300万円の職につけたのはラッキーというほかありません。
まだそのころは会社に入っていくらずつ貯めたらアメリカに行って勉強できるのか、それすらもよくわかっていませんでした。
私の実践したお金を貯める仕組み
そして更にラッキーなことに、その会社では社員に向けて財形制度を始めようとしていました。
わたしを含めて従業員がたった4人の外資系の日本事務所で、よくそんな制度を取り入れようとしたなと今から考えると思うのです。
この点も後から考えると運が味方したのかなと思います。
実家住まいでしたから家賃も食費もいりません。
手元にはランチ代や留学するための英語の教材や本代、テスト代、身の回りの品を購入する費用、後は交通費などといった費用として7万円程残し、残りは全部財形につぎ込みました。
結果としてひと月あたり16万円の財形を申込むことになりました。
ここから夢の実現に向けての「貯める」仕組みが始まりました。
夢の実現が加速
財形を続けるために手元に7万円ほど残しましたが、その中でのやりくりは時には大変で、でもやりがいはありました。
人というのはお金がないならないなりに工夫や知恵を働かせるものだなと思うのです。
当時はまだインターネットもメルカリもない時代。
亡くなった母が残したブランドの衣類を中古品業者に売り、そのお金で自分の被服費を賄ったりしていました。それから本代を節約するために図書館をよく利用していました。
英語教材もほとんどがNHKや民放のラジオを主体としたものでしたし、お金をかけずにどうやったら英語の力が伸ばせるのか考えてやっていたりしました。
ここらあたりも今の時代とそう変わらないのじゃないかなと思います。
節約も自分の夢実現のためと思うと、工夫しながら楽しくやっていたと思います。
そして財形制度を利用したおかげで3年を想定していたにもかかわらずたった1年半で目標金額に達し、渡米することが現実となりました。
お金と向き合うその先に未来がある
今ではお金を貯めることもそれを増やす方法も知ろうと思えばたくさんあって、夢を叶えるためにお金と向き合う機会も多くあるような気がします。
ただお金と向き合うことも何かのきっかけがないとすぐには始められるものでもありません。
あなたの夢はそんなお金と向き合うチャンスも与えてくれると思います。
お金と向き合うことから始まった夢はその後多くの可能性や幸せを私にもたらしてくれました。
貯める仕組みを作ることが夢に向かう第一歩だと思います。
お金と向きあうその先にあなたの夢の実現がきっとあると思います。