あなたのお客様はどこにいますか?
お客様のタイプはどんな人?
起業関係のご相談が続いています。
先日も起業についてのご相談がありました。
この方は既に起業をされているのですが、色々お話を伺うと、実際にやってこられるお客様像と、ご相談者が理想とされる、または想定しているお客様像とがまるで違うのです。
このご相談者は主にSNS上での発信を元に活動、集客をしているのですが、お客様として来てくださるのは実際に会ったことがある人ばかり。
つまりご相談者のことをよく知っている人や、身近に接している人ばかりなのです。
実際のお客様が理想像と違う場合
もちろん身近に接している人やよく知っている人がお客様であることは、良いことには違いありません。
しかしこのような人たちがいつも来られるお客様ですと、ご相談者がSNS上でいくらビジネス上の発信をしていても(ネットの世界では)将来的にお客様になる人があまりいないということが分かりますね。
そしてそこに一日何時間も時間をかけても、集客はあまり期待できないだろうし、そこに費やす時間がもったいないということもあります。
理想とするお客様を掴むために
ここで大切なことは、あなたのビジネスがどういうお客様を対象にサービスをお届けしているのかということをよく理解することです。
どこに住んで、どのような年代でどのような暮らしをしている、どのような嗜好性を持っている人があなたのお客様になるのか、そこを把握することが一番簡単にあなたの理想とするお客様を掴む方法だということをきちんと知っておきましょう。
周りの人がいくら違う方法でうまくいっていたとしても、それはあなた自身のサービスにはうまくマッチングしないかもしれません。
周りの人の意見も大切ですが、自分のお客様になってくださる方の身になって考えてみると容易に答えが見つかるはずです。
周りにいくら華やかに活躍している人が目についたとしても、あなたのビジネスとは関係はないのです。
「木を見て森を見ず」という言葉があります。
まずはあなたのお客様がどこにいるのかをよく考えてみましょう。