起業する場合の基本、起業する前にお金を〇〇しよう

起業するときに必要なものはお金

起業するときに必要なものは何でしょうか?

個人事業主にとって起業するときに必要なものと言えば、第一はお金です。お金が先か、起業が先かとよく言われますが、実は起業するときにはお金を用意しておいた方が、これからのお金の流れを考えてもメリットが大きいのです。

お金よりも起業が先と考える人が多いわけ

お金の準備が整う前になんとなく起業をしてしまう人は多いと思います。
趣味や興味から始まって 習ったことや 勉強をして資格を取ったこと、資格が取れたから はい、すぐ起業と考えている人も少なからずいます。
中にはお金を貯めることはお金持ちになる上でタブーというような、お金を貯めることに対してのネガティブなイメージからお金を用意せずに起業をしてしまう、というケースもあります。

もしもお金を準備せずに起業をした場合、一体何が起こるのでしょうか?

起業が先の場合に起こること

起業が先でもお金が先でも関わりなく、起業したばかりの時は 出ていくお金は多いです。次から次へとお金が必要になります。

お客様に会いに出かける場合は 交通費もかかれば 仕事用の服も身だしなみを整えるお金だって必要です。

自宅サロンでのお仕事も 家でオンラインで仕事をする場合も お金は必要です。すぐに目につかない、表面的には見えていないお金が実はたくさんあります。

すぐに売上が立つのかどうか、どれだけのお客様が来てくれるのか予測が立たないなど、最初のうちはお金の流れがどうなるのかは見えません。これからのお金の流れがどうなっていくのか予測することも難しいですね。

こういった段階であらかじめ十分な資金を確保しておかないと、色々な支払いに追われ資金繰りがショートすることもあります。
これからビジネスを展開していこう、このような仕掛けをしていこう、お客に向かって働きかけようといったときにお金がないとなれば、ビジネスの展開も難しいです。

そしてその結果、売上が思っていたほど上がらず、出ていくお金ばかりになってしまうとすれば益々悪循環となってしまいます。そうならないためには、あらかじめある程度のお金を準備する必要があるのです。

お客様の例

以前こんなお話をしていたお客様がいました。

「最初はお客様がたくさんついて それがうれしくて 私からお客様に会いに行きました。 お客様といつも楽しい時間を持てたのですが、思いのほかお金の減り方が早くてたった数か月でお金が底を ついてしまいました。」

これは起業するときに前もってお金のことを意識せずに起業してしまったばかりに、売上よりも経費の方が余計にかかってしまい、起業資金がショートしてしまったケースですね。

こう言った場合は、早急に起業資金を準備する必要があるのですが、他に手持ち資金がなかったり家族や知人から借りられなかった場合には、また働いてお金を稼ぐしかありません。

ビジネスをお休みしてしまったり、仕切り直しをしている間にせっかくついてくれたお客様が離れていってしまうという懸念も考えられるためあまりお勧めすることはできません。

ですから起業する前に、今後のことを考えて十分な資金を確保しておいてから始めることが大切です。

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