情報に振り回されない投資をしよう

今年2度目の株価乱高下

今週は日経平均株価が大幅に動きました。
このところ2万9千円近く合った株価は1万円近く値下がりし、最終的に2万8千円を過ぎたところ。
そして今日の株価はまた2万9千円を超えるという感じで、日々変わっていく展開になっています。

このような展開は今に始まったことではなくて、実は今年の3月から4月にも同じような動きでした。
当時3万円台であった株価は4月以降は下向きに推移し、5月半ばには2万7千円台へと突入、その2日後には2万8千円台に戻るという荒い動き。

その時はメディアでも大きく取り上げられました。



日経平均株価に影響を与えるものとは

今回もそうなのですが、このような動きになるのには必ず原因があります。
アメリカがこれからの経済政策を変更しますと発表をして、それが世界中の株価に影響をしているのです。
それにより金利の上昇が起こるのではないかと言われています。

今まではコロナによって大きくダウンしてしまった自国の社会や経済を回すために、日銀はおろか世界中の中央銀行で通常では考えられないくらいの大幅な金融緩和措置をとっています。

たくさんのお金やお札を刷り、それが世の中に出回っています。
それにより多くの人が過去にはないぐらいの低金利でお金を借りて家を建てたり、アメリカでも低所得者の人が特別な融資を受けたり、お金を借りることができたりしています。

このように安い金利や金融緩和で多くの人が恩恵を受けているのです。

金利の上昇で起こることは

ではこのように低金利で慣れてしまうと、それが上昇を始めた時私たちの暮らしはどうなっていくのでしょうか?

身近な例でお話すると、住宅ローンの金利が上がると月々の返済金額も上がってきます。ローンを抱えている人の中には毎月の支払いが困難になる人もでてきます。
あるいは低金利だから家の購入を考えていた人も、金利の上昇によりさらに購入金額が高くなるため買い控えが起こることも予想されます。

これは住宅に限ったことではなく、車などの購入も含めて生活全般に言えることです。

それにより消費者の購買意欲もそがれていくので、経済の動きにも大きく影響してきます。

投資熱は加速しているが

このコロナ禍で投資熱が高まり、今までそのようなことに見向きもしなかった人が急に株式や他の投資に参加をするようになっています。そういった中であまり知識もないままに投資を始めると、今までと違った動きや展開になるとどうしてよいか分からなくなる人が多いようです。

値上がりすると思っていたものが急に値を下げる、みんなが一斉に株を売るというような展開に自分もわけが分からずに追随してしまう、途方に暮れてネットの情報に一喜一憂する人も少なくありません。

ではそのようなときにはどうしたら良いのか?

怪しくないというのもあれですが、資格、免許のある投資会社で専門家の話を聞く、セミナーに行くのも一つの方法ですオンラインのような自宅学習も正確な情報を入手できれば、悪くはないかもしれません。
でも、どれも一緒だし、迷ってしまうし、そもそも基礎が分かっていないからついていけるのか不安になるという人には、必要な内容を分かりやすく教えてくれる専門家に聞くのが一番お勧めですね。

この秋開催予定の私の投資セミナーにお越しいただくのも良いと思います。

投資の基本的なことや、9割以上が詐欺といわれている手を出してはいけない投資案件の見分け方まで、がっつりとお話しようと思っています。ご相談事例をもとに法的なことや解決策まで含めてのお話になりますので、投資については初心者の方でも参考にしていただけると思います。

この秋のセミナーについては、詳細が決まり次第お知らせしたいと思います。