起業初心者がビジネスでうまくいくための原則
起業初心者がビジネスでうまくいくために、これだけは押さえておくべきポイントはあるのでしょうか?
実は起業初心者がビジネスでうまくいくために、これだけは外せないことがあります。これらは、ビジネスでうまくいくための基本であり、キーとなることです。
そのポイントとは税金について知ることです。
税金について知ること
起業する上では、個人事業主は税金についての知識がないと、ビジネスではほぼ100パーセントといってよいほど成功しません。ビジネスをするからには税金の知識は必須といってよいくらい、絶対に押さえておかなくてはいけないものです。
なぜならどれだけ売り上げをあげたとしても、それが税金でほとんどもっていかれれば利益として手元にはほぼ残らなくなるからです。手元に残らなければ、次の売り上げをたてるための仕入れすらできなくなります。そうなると商売はできなくなります。
ですから、ビジネスをする上では幾らの税金を払わなければいけないか、あらかじめ知っておき、お金についての計画を立てる必要があるのです。
日本は「累進課税」の国
日本でビジネスをする上で、個人事業主が税金についての知識を持っておかなければいけない理由の一つに、「累進課税」という税金の仕組みがあります。
世界的に見ても、この日本の所得税の税率の高さは世界最高レベルに達しているほどです。
例えば、日本では所得税は最大で45%にも達します。反対に世界の安いところでは、10%とか15%程度で済むところもあります。同じアジアの地域ですと、マレーシアでは最大で28%ですから日本の約60%程度となります。
税金が安いほどビジネスで稼げる金額が増えるわけですから、日本のように税金の高い国では税金対策をしないとビジネスがうまくいかないのです。ですから、個人事業主にとってはビジネスを行う上で税の知識を身につけることは絶対に必要です。
税金の知識があれば節税もできる
先ほどもお話ししたように、たくさん稼げば稼ぐほど税金がとられてしまう日本ですから、税金対策をすることが必要になります。これは税金の知識があり、どのように課税されるのかという税の仕組みがわかっていれば、対策をして節税することは可能になります。
所得税だけでも様々な控除を使うことによって税金を減らすことはできますし、税金は払ったとしても一定の割合でその税金が還付されて戻ってくる場合もあります。
こういった節税というのは会社員の場合には方法が限られてしまうのですが、事業主の場合は様々な節税対策をすることができます。つまり、税金を減らす対策は会社員よりも事業主の方が多いというわけです。
このように税金の知識をもつことで、節税テクニックを身につけビジネスを成功に導くことができるようになります。