起業資金を作る一番確かな方法
事業を始める資金を得るための3つの方法
事業を始めるためのお金をどうやって作ったら良いでしょうか?
先日もビジネス講座でお話をさせていただきましたが 、個人が事業資金を作るためには3つの方法があります。
稼いで作る、お金を借りる、お金を集めるという方法です。
その中でも個人起業家が一番確実に起業資金を得るために適しているのが、自ら稼いで作るというものです。何故、個人起業家にとってこの方法が良いのでしょうか?
稼いで作る方法とは?
まず稼いで作るということはどういうことかを説明します。
これは文字通り自ら働いて稼ぐということです。事業を始めるために他の仕事をして稼ぐ、稼いだお金を貯めるという行為もこれに該当します。
事業を始めるために他の仕事をして稼ぐ、稼いだお金を貯めるという行為もこの中に入ります。
投資で稼ぐという方法もありますか?と質問されることがありますが、これも稼ぐ方法の一つと言えますね。
しかし、一般の人にとって起業資金を投資で作るのには2つの理由からお勧めできないことがあります。
一つはリスクの点から、もう一つは限られた時間でお金を作らなければいけない時間の問題です。
起業資金を投資で作るには?
よく話を聞くのですが、起業資金を作るために 投資を勧める人は多いです。 勧誘する広告もたくさんあります。
その広告には、 短期間に百万、数百万、1千万稼げる といったうたい文句の言葉が踊っています。
実は、このようなごく短期の投資の ほぼすべてが投機、 つまりギャンブルです。 これは 一か八かの世界です。
つまりリスクがかなり大きいということになります。
リスクを軽減させるためには、一般的に資産運用で勧められるような資産運用での方法をとる必要があります。それは つまり、投資対象を分散しながら長期的に行う方法です。
一般的には10年以上の長期期間の運用が求められる資産運用で、数年後や5、6年で結果が出るとは必ずしも限りません。
ですから、短期的にまとまった資金を作りたいと思ったら、リスクが大きくなるような投機に手を出さざるを得ないとなってしまうのです。
投機で起業資金を作ろうとした場合のマイナス点
こういった短期的にまとまった資金を得られるような方法には、利益が予想から外れるのみならず、元手のお金すらも失ってしまうリスクにも見舞われる場合も考えられます。
こうなってしまうと起業をすることも叶わなくなってしまうことがあります。
また、なかには投機的なものに手をだしてしまい、別のマイナスを受けてしまうこともあります。
例えばそのような経験をした女性は、こんなことも話してくれました。
「事業資金を作るために ある投資用の商材を購入しました。
そのお金は 事業用にと貯めていたお金から出したのですが、他にも別の名目でお金がかかりました。
事業資金を増やすために 軽い気持ちで始めたにもかかわらず、 時間もエネルギーもお金も ドンドン取られてしまい、結果としてお金は増えず資金もなくなり、事業に向かう気持ちもダウンしてしまいました。」
このケースのように、起業資金を作ろうとして かえって資金を減らすことになり、起業が遠のいてしまうこともあります。また 起業に向かうエネルギーが ダウンしてしまったことも本当に残念ですね。
ですから起業する場合の資金を作る方法としては、投機的な投資は向かないのです。
他の2つの方法と比較した場合
ところで他の2つの方法と比較した場合はどうでしょうか?
例えばお金を借りる方法ですが、個人起業家にとってはハードルが高くかなりの苦戦を強いられることがあります。
理由としてお金を貸す金融機関や国、自治体などでの評価が出にくいとか、信用の点でも劣ってしまうことにあります。
またお金を集める場合ですが、これは今では良く見られるクラウドファンディングといったやり方でこれから起業をするとか、まだ起業をして日が浅く知名度も高くない場合は、ハードルが高くなることも見逃せません。
まとめ
このように起業資金を得る方法として、個人起業家が自らの意志で確実に実現できる方法というのは稼ぐという方法なのです。
自らの意志によるものなので、他人や他の要素に影響を受けることやリスクもなく安心です。
わずか2時間で完了!税金対策もできる!
青色申告届出書作成と税金講座