今注目すべきなひとり起業
ひとり起業家が増えている
昨今は起業流行り。
中でも個人で仕事をする個人事業主が数字の上でもかなり増えています。
自宅でマンツーマンのレッスンを行う英語の先生やフリーランスの通訳や翻訳家の人をはじめとして、ネイルやボディケアを生業とする自宅サロンの経営者。
自宅で手作りしたものをECサイトで売る起業家も同じような個人事業主です。
このようにサロンや事務所を構える構えないにかかわらず、一人でお客様対応から経理から経営まですべてのこと行う起業スタイルを、ひとり起業といいます。
そのひとり起業ですが、最近目につくのが意外性のあるものやユニークなものです。
様々なひとり起業
例えば一人でお店を経営し、一人でお客様に対応している美容師さんや床屋さんをはじめとして、一人でカフェを運営しているカフェの経営者さん。
決まった曜日と時間だけお店を開けるという経営スタイルです。
お店の敷地は3坪という極小のスペースにテーブルと椅子が数組、自家製のパンとやお菓子と飲み物を提供していて、テイクアウトにも対応しています。
家でパンやお菓子を焼いていることと、他の人が借りないような極小スペースで材料費や賃料を抑えることでうまく経営しているなという印象があります。
それから一人葬儀屋さん。
葬儀屋さんも様々なお仕事をこなさなくてはいけないので本来はひとりではできないという感じなのですが、葬儀を希望するお客様からの要望で葬儀の手配をしたりアレンジをするというのがお仕事の中心。
個人事業ならではのきめ細やかな応対が売りのようです。
そしてこの場合は主な収入源が中間手数料という感じです。
ひとり起業の特徴
他にもいろいろなひとり起業が存在すると思いますが、ひとり起業の特徴をあげるとこの2点になると思います。
まず一つ目が自分のペースでお仕事ができること、そして2つ目としてコストを抑える工夫をすることである程度の利益を挙げられるいった経営を目指すところにあります。
1点目は文字通り自分ひとりで行うことで自分のペースでお仕事ができるということです。
次にコストを抑える工夫をするのはビジネスの大小に関係なくビジネスの基本ですが、小規模の経営を成り立たせるために、あらかじめかかるコストを最小限にできるようなビジネスモデルで行うという意味になります。
そしてひとりでできる仕事には限りがあるため、売上が飛躍的に伸びるとは行かないまでも、大きな経費やコストが抑えられているために一定の利益を上げられるということになるでしょう。
競争して頑張って売り上げを年々上げるというよりは、自分の体力や性格、家庭環境や他の要件をも満たした自分ファーストの起業スタイルとも言えます。
今の時代にマッチした起業スタイル
これからは従来の起業スタイルというものだけではなく、このようなに知恵や工夫によってひとりで良いビジネスモデルを作り、収益をあげていくという起業スタイルがもっと増えてくると思います。
その時に大切になってくるのが、自分がなにを大切にして起業をするのかという信念と、きちんと収益がとれるのかという採算性も含めたビジネスモデルです。
また一人でやるためには効率も重視しなくてはいけません。
今まではたくさんの費用を使って大きく稼ぐというスタイルばかりがもてはやされましたが、これからはアイデアや工夫で自分で起業をしていく時代になってきます。
新しい考え方や切り口で未来志向で起業していきたい、けれどもビジネスモデルやひとり起業の経営で不安があるといったお悩みがあるようでしたら、お気軽にご相談ください。