親の転院先が決まった日
昨日は本当に春の陽気でした。
実は父の86回目の誕生日でもあり、内緒で好きな長崎カステラを持って父の病室を訪れました。
リハビリ病院探し
喜んでくれるかなと覗いた病室で私を待っていたのは、新しい転院先と今の病院からの退院の知らせ。透析患者ということで脚を怪我をして救急車で運ばれた時も、なかなか受け入れ先の病院が決まらなかったのですが、手術後にリハビリを続ける転院先は更に探すのに困難がありました。
最初にインターネットで実家の傍の医療機関をあたり、次に機能回復訓練を行うリハビリ病院の中でも透析患者を受け入れている病院がないかと検索し、思っていたよりも受け入れてくれる病院が少ないのを実感しました。
一般的に、高齢者が転倒による足のケガや脳卒中などの脳血管の病を患い、治療を経てやがて機能回復訓練へと移るときに、元々別の疾患を抱えていると、リハビリ病院を探すのは困難を伴います。
父の場合は、最初に治療をした病院の看護師から、転院先を探すのは時間がかかるかもしれませんねと言われていました.
またケアマネージャーの友人にも聞いてはみましたが今の入院先の紹介を待つしかないと言われていました。
そして紹介して貰ったら近かろうと遠かろうとそれに従うしかないよとも言われていました。
ソーシャルワーカーさんに感謝
今回こんなにも考えていたよりもずっと早く、しかも実家から車で30分ほどの近距離でリハビリ病院が決まったのは奇跡というほかありません。
これもひとえに入院先の病院のソーシャルワーカーさんの助けによるものなのですが、現在都内でもソーシャルワーカーを採用している病院がそれほど多くはありません。
そのソーシャルワーカーさんを通して良い転院先を探していただけたこと、そこが私の自宅からも1時間少々で行ける程の距離であったことなど本当に感謝する気持ちです。
元のような状態になるのにはまだ時間がかかりますが、これからも親の回復を期待をもって見守っていこうと思います。